2025年の開催を目指して誘致活動が大詰めを迎えている大阪万博の勉強会を開催しました。
当日は、行政に関わる人やコンサルタント、施工関係者、公園の指定管理団体など、また年齢層も重鎮から若手まで幅広い参加者が集まりました。
最初に、「2025年万博の構想と誘致活動の状況について」と題して大阪府政策企画部 万博誘致推進室課長兼2025日本万国博覧会誘致委員会事務局 大阪本部事務局課長の森栄子氏の講演がありました。開催地の決定は11月23日だそうです。
続いて、長年、ランドスケープコンサルタントとしてご活躍されていて、現在は一般社団法人公園管理運営士会の会長である糸谷正俊氏に「万博における造園界のかかわり方について考える」と題してお話していただきました。万国博覧会の歴史に始まり、その後時代の移り変わりによって博覧会の性格が変化してきた経緯と1970年の日本万国博覧会、1990年の国際花と緑の博覧会の経緯を決定から閉会後の跡地利用までお話いただき、万博を知らない若手には当時を知る貴重な時間になりました。
最後に会場の参加者を交えて意見交換会を行いましたが、会場からは今回の博覧会にも「造園」が重要な役割を果たす具体的な意見も出ました。閉会時間をオーバーしての開催となり、みなさんの関心が高いことが伺えました。
開催地決定まであまり時間はありませんが、今後も引き続き、造園界からどのような提案ができるか検討し、意見や案をまとめていけるような活動を続けたいと考えています。
■開催概要
日 時: | 平成30年7月26日(木)14:00~16:30 |
場 所: | ドーンセンター 4階 大会議室1 〒540-0008 大阪市中央区大手前1丁目3番49号 TEL 06-6910-8500 |
定 員: | 65名(申し込み順・先着) |
次 第: | 13:30~ 受付 14:00~ 開会あいさつ(国際造園研究センター専務理事 繁村誠人) 14:10~15:00 2025年万博の構想と誘致活動の状況について 大阪府政策企画部 万博誘致推進室 課長 森 栄子氏 (2025日本万国博覧会誘致委員会事務局大阪本部事務局課長) 15:15~16:20 万博における造園界のかかわり方について考える 16:20~16:45 意見交換 16:50 閉会 |
参加者: | 33名 |
主 催: | NPO国際造園研究センター |
共 催: | (一社)公園管理運営士会 西日本支部 (一社)CLAランドスケープコンサルタンツ協会 関西支部 (一財)日本造園修景協会 阪奈和支部 |